最近、生涯独身の男性が、50代以上は5人に一人、20%いると言われています。私の場合も、仕事を離れて、プライベートでも身の回りに、40代全般から50代の独身の男性が何人もいます。それとなく、独身でいる理由を聞いてみると、いろいろありますね。

「自分の収入は自分のために使いたいから。自分の給料なのに、妻に小遣いをもらっている人を見ると嫌になる。」、「現在の状況に不自由していないから」、「束縛されたくないから」、「結婚している人が幸せそうに見えないから」、「親は、諦めていて、何も言わないから」等々、たくさんの理由があるようです。

今は若いから、いいでしょう。でも、人間いつまでも若くはないんです。年を取るって事の感覚は、若いときにはなかなかつかめません。周りにいる親や上司、知り合いを見ていても、気づかないのは、老化が急じゃなくて、少しづつ、徐々に老化していくからなんですね。私も若いころ、自分が高齢者になると漠然とわかっていても、その実態を想像できませんでしたし、することもなかったですね。

さて、年を取ると、当然病気をしますね。まあ、頑健な人は「関係ない!」と、言うかもしれませんが、どんな人もあちこち、故障が出てくるんですね。弱気にもなります。病気をしたときの一人は辛いですよ。労わってくれる人がいないのは辛いです。そして、悲しい時、たとえば親が亡くなってしまったりしたときなど、一緒に悲しみを受け止めてくれる人がいないのは辛いです。もちろん、何かに躓いたとき、そばにいて、「大丈夫。なんてことないよ。一緒にがんばろう!!」と、言ってくれる人がいないのは、辛いです。

結婚してもいつもハッピーってわけじゃないです。喧嘩もするし、愛想が尽きることあります。ラブラブな気持ちは何年も続かないかも知れない。でも、長くなるにつれて、子供が生まれたりして、パパ、ママになり。お互いに空気のような状態になって、普段は、気にも留めない存在になります。

でも、その気にも留めないその存在が、辛いときや弱っているときなどの「ここぞ」と、言うときにものすごく大きい存在になるんです。自分を守ってくれたり、励ましてくれたりする守護神のように変身するんです。

「結婚なんて、めんどくさいからいいや」と、思っている方は、ここらで、じっくり考えてみませんか。