先日、川のほとりにある遊歩道を歩いていると、熟年のご夫婦がこの枝を手繰り寄せて、何かをしています。じろじろ見ては悪いと思いながらもチラッとみると、ご夫婦で桑の実を食べているんです。見ると、大きな桑の木に赤い実がたくさんなっています。

そんなとき、その奥様と目があってしまいました。彼女は、なんかちょっと照れて、「懐かしいから、思わず食べちゃったわ。しってる?桑の実なのよ。懐かしくない?」と言われました。その奥さんは、見ず知らずの方なのですが、桑の実の話から、子供の時の思い出話もしてくれて、楽しかったです。

私は、海の近くに育ち、桑の木はなかったのですが、ヤマモモ、山ぶどうがありました。子供の時には、よく取って食べたりしましたね。昔は自然の食べ物を、普通に取って食べていましたね。今はそんな事はあまりなくなりました。結構、不衛生だったんだなと思いますけれど、昔の子供は、耐性があったんですね。

そのご夫婦は元々幼馴染で、小・中・高と同じ学校だったそうですよ。それこそ、桑の実を一緒に食べていたんでしょうね。久しぶりの味はどうだったんでしょうか。昔話に興味いっぱいで、聞くのを忘れてしまいました。