最近、ポジティブ思考という事が、いかに人生を好転させるか、と言う事例をいくつか見ました。私は、ひどく落ち込んだとしても、立ち直りはそれほど遅くはないほうです。それでも、考え方はネガティブな方かなと思いますので、こういうスーパーポジティブの方のお話を聞くと、元気が出ます。

初めに「なんてすごいの!!」と思ったポジティブ思考の持ち主は、北九州にある島・能古島に住んでいる80歳すぎの女性です。彼女は19歳でこの島の農業をしている男性に嫁いできました。とてもハンサムで優しいご主人だったそうで、夫婦仲はとてもよかったそうです。嫁いだ家はサツマイモの生産農家で、代替わりになってからは、ご主人の念願の花のテーマパーク作りに協力されたそうです。10年くらいは、収入無しに近い状態だったとか。「食べられればいいじゃない !!」と、落ち込むこともあったご主人を励ましたそうですよ。

ご主人は大好きな花を四季折々に、島全体にひたすら植え続けていたとか。そのうちに、一面に咲く桜と菜の花越しに見る海の景色が評判となり、観光名所となりました。

しかし、ご主人は70歳を過ぎた時に、突然亡くなってしまいます。朝食後、「気分が悪い」と言って自分で救急車を呼び、そのまま亡くなってしまったそうです。突然の悲劇で相当にショックだったと思います。しかし、後に、奥様は、「夫は、私に苦労をさせたくなかったんですよ。だって寝たきりになったら、介護が大変でしょう?私に大変な思いをさせたくなかったんですよ。だから、あっという間に逝っちゃったの。優しい人なんですよ。」と言うんです。普通なら、体調の悪いことに気づいてあげられなかった私が悪いとか、もっと尽くしてあげたかったとか、悩みますよね。でも、彼女は、くよくよせずに、「夫の為にこの島をもっと花で美しくしたい、もっと多くの人に綺麗な花を見に来てもらいたい、それが夫の夢だったから。」と、言うんですよ。究極のポジティブですよね。

息子さんも加わって今では、一大事業になり、九州以外からもたくさんの観光客が訪れる島になりました。春には、桜、チューリップ、菜の花など、夏にはひまわり、百合、秋には5万本のコスモスが咲き、一日に6000人が訪れることもあるそうです。

彼女はいつも前向き、後ろを見ない人なのです。そして、決して自分が不幸だと思わない、いつも「私は、幸せもんだよ。」と、思うそうです。