私の好きな作家の田辺聖子さんが、先日亡くなられました。

田辺聖子さんと言えば、恋愛に関する言葉がたくさんありますよね。「面白い恋愛小説を書いてやろうと思ったの。恋愛小説って、悲しい、寂しいのが多いでしょう? 恋愛って、おもしろいもんでしょう?」という言葉は素晴らしいですね。そうですよ、恋愛って、本来、男と女の駆け引きで、面白いもののはずですよね。

田辺聖子さんは37歳で年上の4人の子持ちの男性と結婚しました。旦那さんのことを「おっちゃん」と呼び、後に、「カモカのおっちゃん」として、ユニークな人物として,作品に登場する方です。ちなみに朝日新聞の天声人語によると、「カモカ」とは、関西の言葉で、「化け物や怖いもの」を指すそうです。ユニークでひょうひょうとした人物にそんな意味の呼び名をつけるなんて、どういう理由があったんでしょうね。

「結婚とは外交。駆け引きと謀略に尽きる」と、言っているので、いろいろあったのでしょうが、とにかく明るくて、おもろい夫婦に思えました。「夫婦円満に至る究極の言葉はただ一つ、⦅そやな⦆である。夫からでも妻からでもよい。これで世の中は案配よく回る」。

言いたいことは、いっぱいあっても、腹に据えかねること以外は、いいんじゃない?感覚で突き詰めないということでしょうか。