先日、「ポツンと一軒家」という番組を見ていたら、とても素敵な高齢の女性が出てきて、感激してしまいました。

場所は忘れてしまったんですが、ある高齢の女性が山奥の一軒家に一人暮らしをしている話です。

29歳でお見合いをして、なんとすぐ結婚。つまり2回目にあったのが結婚式だったとか。結婚式は新郎のご自宅。なんとそこが山奥のポツンと一軒家だったんです。

びっくりするやら、寂しいやら、悲しいやら・・・・・で、ショックだったそうです。

ただ、ご主人がとても優しくて、しかも、働き者。「老後の為にしっかり働いて、金を残そう!」といい、林業と農業、酪農、シイタケ栽培で懸命に働いたそうです。

3人の子供にも恵まれ、幸せいっぱいの日々。彼女も夫を支え、農業や酪農に従事する毎日だったとか。

58歳で夫が、脳梗塞で倒れてから、牛を手放し、酪農はやめたものの、介護しながら、農業に頑張ったんだそうです。

やがて、ご自身も腰を痛め(圧迫骨折)、ご主人の介護が無理になったので、ご主人は、ふもとの老人施設へ入居されました。

普通なら彼女も一緒にふもとの街に行きますよね。

何故、彼女も一緒に施設に入らなかったのかと言うと、ご主人の大切な実家を守りたかったから。

ご主人が帰って来る場所を守りたかったから。

ただ一つ残ったシイタケ栽培を守りたかったからだそうです。

家を守りながら。一か月に一度、山を下りて、ご主人に会いに行きます。

久しぶりに娘さんの家族と、ご主人が施設から実家へと、帰ってくる日、彼女は朝からシイタケの煮物やご主人の大好きな料理を次々にいっぱい作って待ちます。

やがて、ご主人が帰ってきて、家に入るのですが、二人とも嬉しいとも、何にも言わないのです。

涙も流しません。ご主人は、ただ家の中を見回すだけです。

その顔に嬉しさがいっぱい、いっぱい溢れていて、見ているこっちが思わず涙を流してしまいました。

本当に仲が好いんですね。久しぶりに会うのに、何にも言わなくても、分かり合えるんですね。

こんな夫婦っていいですね。

いつまでも、仲良く長生きしてくださいね。