私は着物が好きなので、織物や染め物にも興味があります。

先日、友人が草木染作家の工房に見学に行くというので、ご一緒させて頂きました。小さな工房ですが、ある女性の作家さんが作品を作り続けてきた場所です。

化学染料にはない、穏やかな柔らかい発色の布を見ていると、様々な植物からたくさんの色を作り出してきた、古の日本人の素晴らしさに感激してしまいます。

その女性作家の方のお話を聞いていると、そばでご主人がかいがいしく、お茶を入れたり、片づけたり、お掃除をしたりしていて、本当にマメな方なんです。ニコニコしていて、二人が本当に仲が良いのがわかります。

「彼は私の事をとても助けてくれるんですよ。仕事を手伝ってくれるのは勿論だけど、感想を言ってくれたり、アイデアをくれたりするんですよ。凄く助かるの。それにね、仕事が立て込んでて、疲れてるときに、ご飯を作ってくれるのが最高なのよ・・・・」、と言って笑うんです。

「仲が好いんですね?」ときくと、「小さい時から仲は良かったわね。幼稚園の頃からのおさななじみよ。でもね、結婚したのは最近よ。」と言うのです。

びっくりして話を聞いてみると、お二人はおさななじみで、小学校、中学校、高校まで同じ学校に通ったそうです。高校を卒業してからは、違う道を歩んだそう。

彼女はいろいろな仕事を経て、染色の道を歩み始め、田舎に帰ってきたそうです。

彼も東京で仕事をしていたのですが、ご両親が病気になり、戻ってきて介護をされていたとか。彼が戻ってきたのは、彼女よりもだいぶ後のことだそうです。

結婚されたのは、再会してから何年も後の事で、彼のご両親を看取ってからなのだそうです。

だから、結婚生活はまだそれほど長くはないのですが、やはり、結ばれる縁があったんですね。

今では、二人ともずっと一緒にいような気がするそうです。離れていた時の長さをまったく感じないとか。

好いですね!!