東京オリンピックがようやく開催されましたね。

コロナ禍の中での開催は、国民の間で賛否両論があるようです。

1964年に東京オリンピックが開催されたときは、日本は高度成長期の真っ只中でした。

敗戦後の復興した姿を世界の人に見てもらおうと、まさに日本が一丸となって開催したオリンピックでした。

それまで、テレビを持っていない家庭や、白黒テレビだった家庭が一斉にカラーテレビを買ったのもオリンピックを楽しむためでした。

五輪音頭が毎日テレビから流れ、子供たちは口ずさんだものでした。

私は、当時小学校6年生でしたが、学校の授業を一部変更して、テレビで競技を見たのを覚えています。

あの時のオリンピックは、本当に戦後の復興をアピールするための開催だったと思います。

それに比べてはいけないのですが、コロナ禍もあり、利害関係もあり、8月の猛暑の中の開催、エンブレム決定時やら、国立競技場のデザイン決定、その他の関係者の不祥事もあり、

ごたごたし過ぎでちょっと素直に喜べない感じです。

日本は国も国民も成熟したんですね。

あの頃は、未だ青年だったんでしょうね。 オリンピックだけじゃなく、夢がいっぱいありましたもの。